Endoscopy

specialist

内視鏡専門医による

鎮静剤を使用し苦痛を抑えて

楽に受けられる胃カメラ・大腸カメラ検査

楽に受けられる

胃カメラ・大腸カメラ検査

Private
room

available

院内下剤に対応

落ち着いた雰囲気の個室で

リラックスした状態でお過ごしいただけます

リラックスした状態で

お過ごしいただけます

Stomach cancer

prevention

判定結果がすぐにわかる

ピロリ菌検査機器を導入

胃癌の予防のためのピロリ菌検査・除菌治療

胃癌の予防のための

ピロリ菌検査・除菌治療

clean hospital

& relax

清潔感のある院内

全ての患者様がリラックスしてお待ちいただける

全ての患者様がリラックスして

お待ちいただける

空間作りを提供してまいります

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平日18時まで診療 平日18時まで診療
市川駅から徒歩1分 市川駅から徒歩1分
土日の診療や検査に対応 土日の診療や検査に対応

CLINIC INFORMATION

市川すずき消化器・内視鏡クリニック

〒272-0033
千葉県市川市市川南1丁目5-25 グロリアコート市川 1階

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内視鏡担当表schedule

診療時間
9:00-18:00

:9:00-16:00

:9:00-16:00 内視鏡検査(完全予約制)のみ

休診日:祝日

最終受付時間は15分前までです

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FEATURE

当院の12の特徴

SPECIALTY

経験豊富な内視鏡専門医

による内視鏡検査

胃がん・大腸がんの早期発見・早期治療のために、苦痛を抑えて楽に受けられる内視鏡検査を行っています。

内視鏡専門医
FEATURE01

CONSIDER

内視鏡検査の苦痛を抑える
ための細かな配慮

内視鏡検査は、『辛い』『痛い』といったイメージを持たれる方も多くいらっしゃいます。当院では、なるべく多くの方に内視鏡検査を気軽に受けていただくために、苦痛を最大限に抑えて楽に検査を受けていただくように配慮しています。

02

鎮静剤を用いて楽に受けられる

無痛胃カメラ・大腸カメラ

03

ストレッチャーで寝たまま

リカバリールームへ移動

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二酸化炭素ガス送気で

おなかの張りを抑えた検査

FOR WOMEN

女性が安心して受けられる

女性医師による内視鏡検査

女性医師による女性に優しい内視鏡検査を実施しています。
女性の方も安心して胃カメラ・大腸カメラ検査が受けられる体制を整えています。

女性医師による内視鏡検査
FEATURE05

cancer treatment

胃がん・大腸がんの
早期発見・早期治療

胃がん・大腸がんは、早期発見できれば治療することができますが、初期は自覚症状が乏しいため、発見した時にはかなり進行していることがよくあります。当院では、胃がんや大腸がんの早期発見のために最新の内視鏡システムを導入しています。

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最新の内視鏡システム

を導入

07

大腸がん予防のための

日帰り大腸ポリープ切除

08

ピロリ菌をその場で診断できる

POCを導入

comfortable

大腸カメラの下剤服用

自宅院内から選べます

大腸カメラは検査前に腸内をきれいにするための下剤服用が必要です。当院では、完全個室の下剤専用スペースを完備しています。

大腸カメラの下剤服用
FEATURE09

CONSIDER

仕事や家事・育児で忙しい方も安心

平日や日中は仕事や家事、育児でなかなか病院を受診することが難しくて、症状があってもすぐに検査が受けられない方のために、当院では土日の検査に対応しています。
気になる症状があるときは、どなたでも気軽に検査が受けられます。

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胃・大腸カメラの

同日検査に対応

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土曜日日曜日

内視鏡検査や診療対応

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市川駅徒歩1分

平日18時まで診療

GREETING院長ご挨拶

市川すずき消化器・

内視鏡クリニック

院長鈴木大輔

GREETING院長ご挨拶

はじめまして。

市川駅南口徒歩1分の市川すずき消化器・内視鏡クリニックの院長、鈴木大輔と申します。

地域のみなさまが、安心して日々笑顔で暮らせるように、みなさまの健康を守ることを目指していきたいと思います。

「こんなことで受診してもいいのかな?」というどんなささいなことでも気軽に受診していただけるような、敷居の低いクリニックを目指します。

慢性胃炎から胃がんが発生したり、大腸ポリープが進行大腸がんになることもあります。また高血圧、高脂血症が脳梗塞や心筋梗塞など重大な病気を引き起こすこともあります。 そういったことを未然に防ぐため、どんなささいなことでも気になることがあればご相談していただけたらと思います。

一般に、胃カメラ・大腸カメラは、苦しくてつらい検査というイメージがあると思います。一度経験した患者さんから、もう二度と受けたくないという声を聞くことも少なくありません。 少しでも苦痛が少なく検査を受けていただけるよう、鎮静薬を用いて眠っている間に検査が終わるような、胃カメラ・大腸カメラを行いたいと思っています。

安心して通院することのできる、みなさまのかかりつけ医として、地域に貢献すべくスタッフ一同、力を合わせてがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

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TROUBLE

このような症状はありますか?

腹痛 チクチクする お腹が重苦しい 差し込む痛み みぞおちの痛み MORE
便通異常 便秘 下痢 便が細い 便秘と下痢を繰り返す MORE
健診で異常 便潜血 ピロリ菌 肝障害 胃レントゲン検査 MORE
食欲不振 体重減少 食欲不振 疲れやすい ふらふらする MORE
上腹部症状 胸やけ げっぷがでる 吐き気 胃酸が上がる感じ MORE
血便・黒色便 排便時に出血 便に血が混じる 便が黒い 吐物に血が混じる MORE
食道のつかえ感 呑み込みにくい 喉がつかえる 嚥下障害 むせる MORE
黄疸 目が黄色い 尿が濃い 皮膚が黄色い 便が白灰色 MORE

BLOGブログ

NOIMAGE 胃痛について

皆様、最近益々暑くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか?
熱中症に気を付けてこの夏も乗り切りましょう。
今回は胃痛について書かせて頂きます。
胃痛は主にストレスや暴飲暴食によって胃の粘膜が損傷することで起こります。毎日の生活習慣が要因となることの多い身近な症状ですが、胃炎や胃潰瘍につながったり、ほかの病気が隠れていることもあるので、原因を正しく知っておきましょう。

【胃痛の主な要因はストレスや食事⠀】
精神的なストレス、刺激の強い食べ物や飲み物の摂りすぎは胃痛を引き起こす主な要因となります。胃の中を検査すると胃炎や胃潰瘍など痛みの原因となる病気がみつかる場合もありますが、特に原因が無くても痛みが生じる場合もあります。
ストレスは胃痛を引き起こす主な要因です。精神的なストレスがあると、胃の働きをコントロールしている自律神経のバランスが崩れ、さらに胃粘膜防御機能が低下し、胃酸が胃粘膜を刺激することで痛みを生じます。胃の状態としては、胃粘膜が傷つき、炎症や潰瘍(粘膜が深くえぐられた状態)ができやすくなるので注意が必要です。

また、辛い料理を食べすぎたり、アルコールやコーヒーを飲みすぎたりすると、胃粘膜が直接刺激されて傷つきやすくなります。喫煙も胃粘膜への血流を低下させ、胃粘膜防御機能を弱めます。
胃の中を検査すると胃炎や胃潰瘍などの病態がなくても痛みが生じる場合があります。さまざまな要因が絡み合って起こるといわれ、現在でも増えている疾患です。胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者の多くから、ピロリ菌が確認されています。ピロリ菌は毒素やアンモニアを発生し、それにより胃粘膜を傷つけます。さらに、潰瘍の再発や胃がんとの因果関係が指摘されており、検査で感染が確認された人には除菌治療が推奨されています。胃液は99%が水分ですが、「胃酸」「ペプシン」「胃粘液」という3種類の成分が含まれており、胃の働きに大きく関わっています。胃酸は、金属も溶かすほどの強力な酸(ph12)で食べ物を消化すると同時に、食べ物と一緒に侵入した細菌のほとんどを殺菌します。ペプシンはタンパク質を分解する消化酵素です。
胃粘液は胃の粘膜を覆って、胃酸やペプシンからの刺激を防いだり、胃自体が消化されてしまわないように守っています。正常時、胃酸と胃粘液の分泌量は自律神経の働きでバランスが保たれています。しかし、ストレスや食事などの要因により胃酸分泌が促進されたり、胃粘液の分泌が減ったりするとバランスが崩れ、胃粘膜が胃酸の刺激を受けることになります。
ほかにアルコール、タバコ、かぜ薬などもバランスを崩す要因とされています。胃痛はみぞおちの痛みのほか、腹部膨満感、吐き気、嘔吐、胸やけ、食欲不振などの症状を伴うこともあります。症状により、食後に痛む場合と、空腹時や夜間に痛む場合があるといわれています。胃の内容物が食道や口腔内に逆流する「逆流性食道炎」では胸やけ(胸骨の下からみぞおちにかけて焼けるようなヒリヒリ感)や呑酸(苦味を伴う酸っぱい味覚)などの症状がみられます。

【医療機関での受診をおすすめする場合】
・痛みが激しい場合や繰り返し起こる場合、市販薬を飲んでも改善しない場合は、胃潰瘍などの疾患が隠れている恐れがあります。
・みぞおちの痛みは虫垂炎や膵炎、がんなどのサインである恐れもあります。痛みがだんだん右下方に移動する、激痛、発熱、嘔吐・下痢を伴う場合は受診しましょう。
・みぞおちの圧迫感、絞扼感、灼熱感のような痛みがある場合は、心臓の病気の恐れがあります。
・黒いタール便(海苔の佃煮状の真っ黒な便)が出た場合は、胃潰瘍、胃炎などが原因である可能性があります。
当院では苦痛の少ない鎮静剤を用いた内視鏡検査を行っておりますので、少しでも胃の症状の心配事がございましたら、検査を受けて頂くことをおすすめ致します。

NOIMAGE ALT>30とは?

1 はじめに
肝臓は【沈黙の臓器】ともいわれ、症状がでるまでに時間がかかります。
慢性肝臓病の原因は昨今大きく変わり、さらに肝臓病の進行に伴う診断・治療法も大きく変わってきております。そのような中で2023年6月に日本肝臓学会から奈良宣言も出ていることから、当院でも受診される方が多い慢性肝臓病の診断・治療の最新情報を知っていただければと思います。
慢性肝臓病の進展は、心臓病・腎臓病・肝臓がん以外の他部位の癌の発生に関連し、慢性肝臓病は´万病のもと´であることが明らかになってきています。
慢性肝臓病に対する最初のスクリーニングのスタートとしては、健診等での血液検査でも広く測定されているALT値に注目し、´ALT>30´であった場合、まずはかかりつけ医などを受診し、生活習慣の見直しや追加の検査を実施することが現在推奨されています。
´ALT>30´とする根拠としてはすでに多数の文献が存在しており、日本での一般診療時の血液検査や特定健診・人間ドック等の基準値においては基準値40-45前後と設定されている事もありますが ´ALT>30´を一つの指標としてみていく”奈良宣言2023”が、2023年6月に日本肝臓学会より出されました。
以前より、実際の診療の場で血液検査では基準値に入っていてもすでに肝硬変の状態で発見される患者に遭遇することもあり、この宣言は有効な提言だと考えております。
健康診断等でALT>30が指摘された場合は、まずはかかりつけ医等を受診し、①肝炎ウイルスの有無(ウイルス性肝炎疑いがないか)②肥満・糖尿病・脂質異常症・高血圧を合併、もしくはすでに脂肪肝があった場合は血小板20㎣未満、Fib4index 1.3以上(肝線維化を伴う脂肪肝疑いがないか) ③飲酒量 男性60g/日 女性40g/日以上 かつAST・γGTP異常 (アルコール性肝障害疑いがないか)④薬剤性肝障害疑い(サプリメントを含めた薬剤歴を確認) ⑤自己免疫性肝障害疑い(自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎などがないか)⑥特発性肝障害(原因不明)をそれぞれ鑑別し専門医への紹介が推奨されています。
それでは次に代表的な慢性肝臓病についてです。

2 ウイルス性肝疾患の診断と治療(B型肝炎 C型肝炎)
ウイルス性肝炎に対する抗ウイルス療法は肝疾患の疾病構造を大きく変化させました。B型肝炎に対する核酸アナログ療法、C型肝炎に対する直接作動型抗ウイルス薬(DAA)治療です。核酸アナログ治療は、B型肝炎ウイルスの増殖抑制を目指したものでありウイルス自身は排除されないため、発がんリスクを十分抑止することはできません。一方DAA治療ではC型肝炎ウイルスそのものが排除されるため肝不全予防効果とともに発癌抑制効果が明確に示されています。ウイルス性肝炎は画期的な薬剤の開発において現在はコントロールが可能な時代になっています。一方で慢性ウイルス患者の拾い上げが課題となっていることもあり、今後の更なる検討が期待されています。

3 アルコールと脂肪性肝疾患の診断と治療
①アルコール関連肝疾患(alcohol -related liver disease ALD)とは
具体的には、飲酒量 男性60g/日 女性40g/日以上と言われており、日本のALD総患者は平成8年の5.9万人から平成29年には3.7万人へ減少する一方でアルコール性肝硬変は平成8年の4000人から平成29年には1.4万人と増加しています。これは、アルコール消費量は減少傾向であるものの最も飲酒量が多い20%の人々が全体のアルコール消費量の70%近くを占めている事を示しています。
診断には、明らかな飲酒歴や血液検査などから典型的なアルコール性と考えられれば肝生検は必須ではありません。慢性肝障害から肝硬変への移行を評価する方法としてはどの程度繊維化(肝臓が硬くなっているか)しているかの評価が必要です。
非侵襲的繊維化評価法としては、フィブロスキャンによる肝硬度(エコー下で計測)、AST/ALT比、γGTP/血小板比、Fib-4index(年齢、AST、血小板、ALTより算出)、APRI(AST、血小板より算出)などがあり、いずれかの方法で評価することが推奨されています。繊維化が進展すれば発癌リスクも上昇します。
治療に関しては、軽症のアルコール依存症に対しては飲酒量断酒が重要とされているが、断酒困難な場合は飲酒量低減が選択肢になることがガイドラインに記載されており、場合により断酒薬(アカンプロサート、ジスルフィラム、シアナミド、ナルメフェン)の投与も考慮されます。
②MASLD(Metabolic Dysfunction-Associated Steatotic Liver Disease :各々代謝機能不全に関連した脂肪性肝疾患)/MASH(Metabolic Dysfunction Associated Steatohepatitis: 脂肪性肝炎)
以前は、脂肪肝の患者は経過観察でいいと言われ、さらに脂肪肝はNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)という名称を経て、2023年6月より新たにMASLD(各々代謝機能不全に関連した脂肪性肝疾患)/MASH(脂肪性肝炎)と定義されました。
NAFLDの診断は脂肪肝となる他の肝疾患の除外に基づき、飲酒量上限として男性30g/日未満、女性20g/日未満と定義されている。
MASLDは心血管代謝危険因子を1項目以上満たすことが条件とされており、具体的には肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧を伴うメタボリック症候群を満たす場合に限定され診断されます(心血管代謝因子がなく特定ができない患者についてはcryptogenic SLDと表記されます)。
世界的にMASLDの有病率は増加して人口の30%を上回ると考えられており、日本では約2300万人が罹患していると推定されています。それに伴いMASHも並行して増加し、高度繊維化(F3)例は2016年から2030年には66万人から100万人に増加することが予想されている状況です。
発症機序として、脂肪酸の過剰蓄積による死亡毒性、インスリン抵抗性、酸化ストレス、腸内細菌の変化などの多因子が同時並行的に関与するMultiple parallel hit hypothesis説が有力です。
肝生検が病理学的確定診断には必要となるが、肝繊維化が予後規定因子であることから、非侵襲的方法としては超音波エラストグラフィ、MRエラストグラフィ、Fib4indexなどでの評価があり、その中でも1次スクリーニングとして最も簡便で繊維化進展例を除外できるFib4indexが推奨されており、Fib4>1.3以上で超音波エラストグラフィやMRエラストグラフィ等による繊維化測定を、Fib4>2.67では肝繊維化が強く疑われるため肝生検も含めた繊維化評価を行うことが推奨されています。
治療としては、メタボリック症候群の病態に対する薬物治療が中心になり、食事運動療法等の生活習慣の見直しを行います。
いかに肝硬変への進展させないかということが重要です。
肝硬変に関しては日本肝臓学会が調査を行っており、最新のものが2023年6月に報告されました。2014年~2017年の調査では非ウイルス肝硬変が占める割合は約半数でしたが、2018年~2021年の調査ではそれが約3分の2を占めるまで増加しています。中でもアルコール性が占める割合が25%から35%へ増加し成因の中で最大、非アルコール性脂肪肝炎が占める割合が9%から15%へと増加が著しく、20年前より予想されていたことが現実になっている状況です。
肝硬変や肝癌などの進行した肝疾患の発症を予防するためには、飲酒や肥満などの生活習慣を基盤にした対策が直近の課題になっています。
当院でも健診や人間ドックで肝障害を指摘された方の診療を行なっております。
是非、ALT >30になっていないかどうかチェックしてみてください。

NOIMAGE 6月病について

梅雨入りのニュースが気になる季節となりましたが、お変わりございませんでしょうか?
多くの地域で梅雨入りの時期、梅雨が明けたら本格的な夏が来ますね!

ただ、じめじめとした空気に雨が続き気持ち的に気持ちが下向きになってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで皆様、「6月病」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか??
多くは主に「5月病」の方が聞いたことがあるかと思います。「5月病」とは新入学の大学生や、新入社員などに見られることが多い心身の不調です。(ゴールデンウィーク後に特に現れやすいようです。)

慣れない環境変化がストレスとなって発症するようで、急性の適応障害といえます。
そして今回皆様にお話しする、「6月病」というもとは6月ごろに現れる心身の不調のことを言います。新入社員だけでなく、他にも異動などで環境の変わった社会人に多く現れるようです。6月病という呼び方は、医学的な正式の病名ではありませんが、5月病などと同じく社会で認知されつつあります。
なりやすい方の特徴としては几帳面で真面目な性格があると6月病を発症しやすいようです。仕事を完璧にしようと思っており、責任感が強いことも要因となるそうです。

6月になって、新しい環境に身を置いたときに、実際の状況と自分の思い描いていたものとのギャップを感じる方も中には多いのではないでしょうか。6月病はうつ病の入り口の状態です。5月病とは環境変化が発端であることは同じですが、我慢に我慢を重ね、我慢しきれなくなって出てくるのが6月病。早いうち、5月の段階で気づいて手を打てれば回復は早いのですが、気づかず6月まで放置すれば“こじらせた状態”ともいえ、適切な対応が求められてきます。
そこで、いち早く自分で自分のことを気づけるように、症状をまとめてみました。

▽身体症状▽

・動機、頭痛
・吐き気・めまい
・倦怠感。身体が重い
・眠りが浅い、寝ても疲れが取れない
・不眠
・食欲がなくなる

▽心▽

・何事も面倒になる
・焦りが出てしまう
・イライラする
・やる気が出ない
・集中力の低下、無気力
・気分が落ち込む

また予兆として、「仕事のミスが増えていないか」「部署内の人間関係になじんでいるか」「気分の落ち込みがないか」「体調不良が増えていないか」があげられます。6月病を長引かせないためにはまずしっかり睡眠をとること。また趣味や好きなことを楽しむことで、楽しみに意識を向けてストレス減から離れることでリフレッシュさせることも良いでしょう。

悩みを話せる方はいますか?家族や友人、自分が好きな人と話して少しでも心を落ち着かせることも大切です。もしかしたら自分で症状、予兆に気づけない方もいるかもしれません。

その場合、周囲の方が、私たちが、周りに目を向け気づいていくことも大切だと言えましょう。最後に、当院ではそういった新生活、環境の変化で体調を崩すし受診する方も少なからずいらっしゃいます。(ストレスでの胃痛、便秘など)気になる消化器症状、困ったことがございましたら是非当院に受診されてください。

 

NOIMAGE 『低血圧と高血圧』について 日頃より当院のブログをご愛読いただき誠にありがとうございます。 気温の上げ下げが激しく、お体も崩しやすいかと思います。日傘や、一枚羽織るものを有効活用して気温の変化に備えていきたいですね! さて、今回は『低血圧と高血圧』についてです。良く皆様も耳にすることあるのではないでしょうか。 血圧とは心臓から送り出された血流が血管の内壁を押す力(圧力)を指します。私たちの体の中に流れている血液は、生きていく上で欠かせない酸素や栄養素を全身に届けています。心臓がポンプのように収縮と弛緩を繰り返し、血管に圧力をかけることで、動脈を介して全身の組織に規則正しく血液を届けている重要な役割なのです。 心臓が縮んで血液を送り出す際に強い圧力がかかり、この時の血圧を上の血圧(収縮期血圧)といい、心臓が広がった時の血圧を下の血圧(拡大期血圧)といいます。 血圧の正常値は下記の通りです。 ・最高血圧 135mmHg未満 ・最低血圧85mmHg未満 こちらの数値を超えると高血圧に分類されます。 低血圧の場合ですと高血圧のように明確な基準がほとんどなく、一般的には上の血圧(収縮期血圧)が100mmHg未満の際に低血圧と診断されることが多くあります。 しかし血圧は常に一定ではありません。血圧を測定する時間帯や季節によって異なりますし、起床や食事、運動などの日常生活、精神的ストレスや測定時の室温など、さまざまな原因により変動するものです。 たとえば、運動すると一時的に血圧が上昇することがありますが、運動後、安静にすることで自然に下がります。これは、正常な血圧の変化です。体を動かしたり、緊張したりして、一時的に血圧が上昇したとしても、普段の血圧が正常であれば問題ありません。 では高血圧・低血圧ってどんな症状がでるのか。 【高血圧】 高血圧とは、安静にしていても血圧の高い状態が長く続いた状態をいいます。生活習慣病の1つと言われている高血圧症。高血圧の方のうち、ほとんどの場合は自覚症状がありません。 「高血圧と言われたけど症状もないし・・・」とそのままにしておくのは危険です。本来弾力性のある血管の壁も高血圧状態が続くことでいつも張り詰めた状態となり、徐々に厚く硬くなっていきます。この状態を動脈硬化と呼びます。 また、心臓にも負担がかかることで心肥大や心不全、動脈が狭くなることで脳出血や脳梗塞、大動脈瘤、心筋梗塞 など高血圧というだけで自覚症状が無くても様々な合併症を引き起こす可能性があります。 高血圧治療のためには、生活習慣の改善が基本となります。食事や運動、禁煙など、危険因子となる生活習慣を見直していく必要があります。他にも日常のストレスを抑える・心臓に負担をかけない生活を心掛けましょう。 【低血圧】 血圧(収縮期血圧)が100mmHg未満の際に低血圧と診断されることが多くあります。血圧が低い方は心臓や血管への負担が少ないと言われています。しかし低血圧の状態が続くと全身に十分な血液が供給されなくなり、酸素や栄養が細胞に行き渡らなくなってしまいます。その結果、めまいや立ちくらみ、体がだるい・疲れやすい、食欲不振などの症状が現れます。 低血圧を改善する方法としては食事と運動です。食事の栄養バランスが偏りがちな低血圧症。 運動面では、ウォーキングなどの軽い運動から血液の循環させていき、食事面では、お肉・魚などのタンパク質や野菜や果物などのミネラル摂取を意識して疲れにくい身体づくりを目指しましょう。 血圧測定は、体の状態を表す大切な指標です。健康のバロメーターとして、血圧測定の習慣をつけることをおすすめします。 当院でも、血圧でおかかりの患者様ご自身が日頃から血圧を測定し、記す『血圧手帳』を持参される方も多く、日々の値を医師と一緒に経過観察しています。 お悩みの方やご相談されたい方など一度、受付事務員、看護師、または医師に直接お声がけいただければ「血圧手帳」を差し上げておりますので、何なりとお申し付けくださいませ。
NOIMAGE 吐き気・嘔吐がある時はどうしたらいい? 穏やかで過ごしやすい季節になりましたが、皆様お変わりありませんか。 今回は吐き気、嘔吐についてお話させていただきます。 吐き気とは吐きたい嘔吐するかもしれないというムカムカした感覚。 嘔吐とは胃の中のものを口から吐き出すことを言います。 二日酔いや乗り物酔い、食中毒、緊張や不安のような心理的要因などさまざまな原因で吐き気、嘔吐がおこります。中には心臓や脳の病気など、命に関わるような病気が原因で起こる場合もあるので要注意が必要です。 〈危険な吐き気、嘔吐とは?〉 ■お腹の張り お腹がパンパンに張っている場合は腸閉塞の可能性があります。腸閉塞の原因は色々ありますが、腸の中で食べ物などの内容物が流れずに止まってしまう状態の事を指します。内容物が流れずに滞留する事でお腹の痛みや嘔吐の症状がでます。 特に腸が捻じれるなどして血液の流れが滞った場合は、お腹に強い痛みが生じ何らかの刺激をうけるとそれに反応して吐き気、嘔吐が生じます。 ■胸や背中の痛み 胸や背中の痛みを伴う場合は、心筋梗塞や大動脈解離などの可能性があります。 心筋梗塞は心臓を動かす心筋に血液が届かなくなって、激しい胸の痛みに襲われる病気です。大動脈解離は大動脈の壁が裂けてしまう病気です。 ■激しい頭痛 激しい頭痛を伴う場合は脳卒中の可能性があります。 特にくも膜下出血は突然今までに経験したことがない頭痛で発症し、嘔吐、失神、硬直などを伴います。吐き気を感じずに突然嘔吐することもあるのも特徴です。 〈心理的要因でおこる吐き気、嘔吐とは?〉 心因性嘔吐とは、嘔吐の原因となる明らかな異常がなく、心理社会的なストレスが原因で嘔吐するものを示します。不安や緊張を伴う場面で発生することが多いですが、本人はストレスを自覚していない場合もあります。 〇対処法 ■食事の工夫 吐き気がある時はお粥やにゅうめん、うどん、豆腐などの消化に良いもの、あたたかいものがお勧めです。少しずつ食事の形態を固形にして消化を要するものにしていく事が大切です。コーヒーなどのカフェインを含むものやアルコールなどの刺激物は吐き気が強くなることがあるので控えましょう。 ■吐き気を和らげるツボ 吐き気を和らげるツボは、内関と言われる左右の手首の内側にあります。このつぼを2時間ごとに5分間指で押して刺激すると効果があると言われています。 心理的要因で起きる吐き気のほか、乗り物酔いやつわりなどさまざまな吐き気にも効果が期待できます。 吐き気や嘔吐はさまざまな原因によって引き起こされている可能性がるので、その他の症状や既往歴、摂取された食べ物などをお聞きしながら必要な検査(採血、レントゲン、超音波検査、胃内視鏡検査等)を行っていきます。 原因となる疾患が内科的治療で回復するものであれば当院で治療を行わせていただきます。 それ以外の疾患が原因となる場合は専門医療機関をご紹介させていただきます。 当院は完全予約制となっております。お電話や当院ホームページやLINE等よりご予約の上ご来院ください。
NOIMAGE アニサキスには要注意です! 新年度から1ヶ月経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。4月になり暖かい日も増えてきましたが、季節の変わり目ですので体調に気を付けてお過ごしください。  さて今回は、アニサキスについてお話したいと思います。よく、ニュースなどでも取り上げられているので、アニサキスを知っている方も多いかと思います。アニサキスは、1~2センチ程度の寄生虫の一種で、サバ・イワシ・アジ・サケ・ホッケ・マグロなどがあげられ、このほかにも潜んでいる可能性の高い魚は多くいます。その中でも、サバが原因となることが多く報告されています。  アニサキスが寄生している生鮮魚介類を生で食べることで、食後数時間後から、みぞおちに激しい痛みが出る他、悪心、嘔吐、吐き気、蕁麻疹などの症状が出ます。人によって症状は異なりますが、そういった症状が出た場合はアニサキス症かもしれません。激しい痛みが起こる原因としては、胃壁とアニサキスに対するアレルギー反応により痛みが出ます。重症な場合は、アナフィラキシーショックや呼吸困難などを引き起こすこともあるためとても危険です。また、アニサキスは人間の体内に入った場合1週間程しか生きられないため、症状が全くでない方もいます。そのため、同じ食事をした人全員に同じ症状が出るとは限りません。日本人は魚介類を新鮮な状態で生食する習慣があるため、アニサキス症は外国に比べて非常に多いとされているので注意が必要です。 アニサキスは、胃と腸の感染があり、それぞれで症状が異なりますが、いずれも食後数時間で症状は出現します。その違いについてご説明します。 ・胃アニサキス症:食事後、数時間~十数時間で、お腹に激しい痛みや嘔吐、吐き気の症状が出ます。特徴は、一定の間隔で発症したり落ち着いたりを繰り返します。 ・腸アニサキス症:食事後、半日~数日後に下腹部の痛みや嘔吐、吐き気の症状が出ます。症状が悪化すると腸穿孔や腸閉塞などの合併症を引き起こす場合もありますので注意が必要になります。  予防方法としては、アニサキスは冷凍や加熱処理で死んでしまうため、火が通っているものや冷凍保存されたものを選んで食べれば安全です。また、アニサキスの大きさは2cmほどであり、肉眼でも確認することはできるため生でお魚を食べる時は十分注意するようにしてください。 治療は胃薬などの薬が処方されたり、内視鏡検査で除去をします。お刺身などの生ものを食べて、胃痛や腹痛が出た場合はアニサキス感染も考えられるため、当院にお電話でお気軽にお問い合わせください。
NOIMAGE 大腸ポリープって何? 大腸ポリープって何? 木々の芽もふくらみ始め、ようやく春らしくなってきましたね。4月に入り新生活が始まりましたが体調は崩されていませんか? 早速ですが、今回は大腸ポリープについてお話させていただきます。 当院では大腸カメラをする前に必ず事前診察を受けていただいていますが、その際に医師から「ポリープ切除」についての説明も行っています。 なぜ大腸カメラをする際に必ずポリープ切除についての説明もしているのかという点をお話していきます。 そもそもポリープというのは正式には病名ではなく、大腸にできた「イボ」の様なものを通称してポリープと呼んでいます。 大腸にできるポリープにはいくつか種類があり、腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープに分けられます。 腫瘍性ポリープ:【腺腫性ポリープ】【悪性腫瘍(がん)】 非腫瘍性ポリープ:【過形成性ポリープ】【炎症性ポリープ】【過誤腫性ポリープ】 大腸ポリープの約8割が【腺腫性ポリープ】に分類されます。 一般的に大腸がんの中の9割が、腺腫性ポリープが数年間かけて徐々に大きくなり大腸がんに移行していくタイプであるといわれています。そのため腺腫性ポリープは積極的に切除していく事が望ましいとされています。 腺腫性ポリープの次に多いのが【過形成性ポリープ】といわれています。 過形成性ポリープはこれまで悪性化する可能性は低いと考えられていましたが、近年SSA/Pといって悪性化する可能性が高いポリープの種類があることもわかってきました。 以上のことから大腸ポリープのほとんどが治療の対象となるため、検査前にポリープ切除についての説明をさせていただいているのです。 大腸ポリープがあると下血や腹痛等の症状が出る事がありますが、ほとんどの場合自覚症状はありません。 ポリープの有無を調べる検査として便潜血検査と大腸カメラがあります。 便潜血検査は簡単なため健康診断の項目として取り入れられている事が多いですが、大腸癌に対する感度は高いものの大腸ポリープに対する感度は低いのが現状です。 ポリープの有無を調べるためには大腸カメラで腸管内をしっかり観察していくことが大切です。 当院では大腸カメラでポリープを発見した場合、その場でポリープの切除を行うことができます。土日の検査にも対応しているため、お仕事や子育てでお忙しい方も検査を受けることができます 目に見える出血があったり便潜血陽性と言われた方、40歳を超えた方、親族に大腸がんと診断を受けた方がいらっしゃる方は是非ご相談ください。 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
NOIMAGE 妊娠中・産後の痔 こんにちは。 少しずつ暖かい日が増えてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回は当院の患者様にも多い痔、その中でも【妊娠中・産後の痔】についてお話しようと思います。 妊娠中や出産後には、おしり周りのトラブルが多いとされています。 海外での研究によると、妊娠初期から出産後1ヵ月までの間に、40%以上もの女性が、いぼ痔(痔核)、きれ痔(裂肛)、またはその両方の痔を発症したと報告されています。 他にも、特に妊娠中期~後期に限ってみると、85%の妊婦がいぼ痔(痔核)を発症したとの海外データもあります2)。 また、もともとあった痔が妊娠・出産を機に悪化するケースもあります。 妊娠時は、お腹の中で赤ちゃんが育てているため、子宮が大きくなるにつれて周りの血管や腸を圧迫し、痔の原因となる血液循環の悪化や便秘などを引き起こします。 また、黄体ホルモンという女性ホルモンの分泌が盛んになることも、うっ血や便秘を誘発する原因となります。 さらに出産時は、いきみによるおしり周辺への大きな負担に加え、会陰の裂け目や切開の傷を縫合することにより、肛門周囲の筋肉や神経が傷付き、痔の原因になることもあります。 妊娠初期や出産後しばらく経ってからよりも、妊娠後期から出産直後に痔を発症するケースが多いのはそのためです。 妊産婦さんの痔の治療は、できるだけ保存的治療(坐薬や内服薬等のお薬の治療)を試みますが、妊娠初期での薬の使用は避けたほうがよく、薬の成分によっては使用してはいけない場合がありますので、自分で判断せず専門医を受診しましょう。 また、重症の痔で痛みが激しい場合には、一般的に安定している20〜32週の間に手術を行うこともあります。 また対策方法としては、食物繊維の多い食事を心がけ便秘を避ける・体を冷やさないようにすることが大事です。 また安定期に入ったら積極的に運動することが大切です。マタニティビクスや散歩など、妊娠中でも安心してできるものいいと思います。 食事以外では便意を我慢しないこと。我慢すると便が固くなるため、便意を感じたらすぐにトイレへ行くのが理想です。 ただし排便時間は3分以内で残便感がある場合も全部出そうとするのではなく、残っている便は放っておいて大丈夫です。 また、おしりまわりを清潔に保つには、温水洗浄便座を使うのが良いとされています。 多くの女性が妊娠中・産後に痔の症状を抱えてらっしゃいます。 当院では木曜日に女性医師の担当日を設けておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。
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