Endoscopy

specialist

内視鏡専門医による

鎮静剤を使用し苦痛を抑えて

楽に受けられる胃カメラ・大腸カメラ検査

楽に受けられる

胃カメラ・大腸カメラ検査

Private
room

available

院内下剤に対応

落ち着いた雰囲気の個室で

リラックスした状態でお過ごしいただけます

リラックスした状態で

お過ごしいただけます

Stomach cancer

prevention

判定結果がすぐにわかる

ピロリ菌検査機器を導入

胃癌の予防のためのピロリ菌検査・除菌治療

胃癌の予防のための

ピロリ菌検査・除菌治療

clean hospital

& relax

清潔感のある院内

全ての患者様がリラックスしてお待ちいただける

全ての患者様がリラックスして

お待ちいただける

空間作りを提供してまいります

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平日18時まで診療 平日18時まで診療
市川駅から徒歩1分 市川駅から徒歩1分
土日の診療や検査に対応 土日の診療や検査に対応

CLINIC INFORMATION

市川すずき消化器・内視鏡クリニック

〒272-0033
千葉県市川市市川南1丁目5-25 グロリアコート市川 1階

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内視鏡担当表schedule

診療時間
9:00-18:00

:9:00-16:00

:9:00-16:00 内視鏡検査(完全予約制)のみ

休診日:祝日

最終受付時間は15分前までです

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FEATURE

当院の12の特徴

SPECIALTY

経験豊富な内視鏡専門医

による内視鏡検査

胃がん・大腸がんの早期発見・早期治療のために、苦痛を抑えて楽に受けられる内視鏡検査を行っています。

内視鏡専門医
FEATURE01

CONSIDER

内視鏡検査の苦痛を抑える
ための細かな配慮

内視鏡検査は、『辛い』『痛い』といったイメージを持たれる方も多くいらっしゃいます。当院では、なるべく多くの方に内視鏡検査を気軽に受けていただくために、苦痛を最大限に抑えて楽に検査を受けていただくように配慮しています。

02

鎮静剤を用いて楽に受けられる

無痛胃カメラ・大腸カメラ

03

ストレッチャーで寝たまま

リカバリールームへ移動

04

二酸化炭素ガス送気で

おなかの張りを抑えた検査

FOR WOMEN

女性が安心して受けられる

女性医師による内視鏡検査

女性医師による女性に優しい内視鏡検査を実施しています。
女性の方も安心して胃カメラ・大腸カメラ検査が受けられる体制を整えています。

女性医師による内視鏡検査
FEATURE05

cancer treatment

胃がん・大腸がんの
早期発見・早期治療

胃がん・大腸がんは、早期発見できれば治療することができますが、初期は自覚症状が乏しいため、発見した時にはかなり進行していることがよくあります。当院では、胃がんや大腸がんの早期発見のために最新の内視鏡システムを導入しています。

06

最新の内視鏡システム

を導入

07

大腸がん予防のための

日帰り大腸ポリープ切除

08

ピロリ菌をその場で診断できる

POCを導入

comfortable

大腸カメラの下剤服用

自宅院内から選べます

大腸カメラは検査前に腸内をきれいにするための下剤服用が必要です。当院では、完全個室の下剤専用スペースを完備しています。

大腸カメラの下剤服用
FEATURE09

CONSIDER

仕事や家事・育児で忙しい方も安心

平日や日中は仕事や家事、育児でなかなか病院を受診することが難しくて、症状があってもすぐに検査が受けられない方のために、当院では土日の検査に対応しています。
気になる症状があるときは、どなたでも気軽に検査が受けられます。

10

胃・大腸カメラの

同日検査に対応

11

土曜日日曜日

内視鏡検査や診療対応

12

市川駅徒歩1分

平日18時まで診療

GREETING院長ご挨拶

市川すずき消化器・

内視鏡クリニック

院長鈴木大輔

GREETING院長ご挨拶

はじめまして。

市川駅南口徒歩1分の市川すずき消化器・内視鏡クリニックの院長、鈴木大輔と申します。

地域のみなさまが、安心して日々笑顔で暮らせるように、みなさまの健康を守ることを目指していきたいと思います。

「こんなことで受診してもいいのかな?」というどんなささいなことでも気軽に受診していただけるような、敷居の低いクリニックを目指します。

慢性胃炎から胃がんが発生したり、大腸ポリープが進行大腸がんになることもあります。また高血圧、高脂血症が脳梗塞や心筋梗塞など重大な病気を引き起こすこともあります。 そういったことを未然に防ぐため、どんなささいなことでも気になることがあればご相談していただけたらと思います。

一般に、胃カメラ・大腸カメラは、苦しくてつらい検査というイメージがあると思います。一度経験した患者さんから、もう二度と受けたくないという声を聞くことも少なくありません。 少しでも苦痛が少なく検査を受けていただけるよう、鎮静薬を用いて眠っている間に検査が終わるような、胃カメラ・大腸カメラを行いたいと思っています。

安心して通院することのできる、みなさまのかかりつけ医として、地域に貢献すべくスタッフ一同、力を合わせてがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

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TROUBLE

このような症状はありますか?

腹痛 チクチクする お腹が重苦しい 差し込む痛み みぞおちの痛み MORE
便通異常 便秘 下痢 便が細い 便秘と下痢を繰り返す MORE
健診で異常 便潜血 ピロリ菌 肝障害 胃レントゲン検査 MORE
食欲不振 体重減少 食欲不振 疲れやすい ふらふらする MORE
上腹部症状 胸やけ げっぷがでる 吐き気 胃酸が上がる感じ MORE
血便・黒色便 排便時に出血 便に血が混じる 便が黒い 吐物に血が混じる MORE
食道のつかえ感 呑み込みにくい 喉がつかえる 嚥下障害 むせる MORE
黄疸 目が黄色い 尿が濃い 皮膚が黄色い 便が白灰色 MORE

BLOGブログ

NOIMAGE 春の感染症(風疹)について 皆様、こんにちは。 寒さと温かさが入り混じる毎日ですが、体調など崩されてはいませんか。 インフルエンザの流行は落ち着いてまいりましたが、春には春の感染症が流行し始めます。風疹、はしか(麻疹)、おたふく風邪(流行性耳下腺炎)は、大人がかかると重症になりやすく、中でも働き盛りの男性に多い風疹は周囲の妊婦さんへの感染に注意が必要です。 そこで、今回は風疹についてお話しさせていただきます。 まず、風疹とは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症です。はしかを軽くしたような症状が出るため「三日はしか」と呼ばれることもあります。 【症状】 発熱、額や顔から全身に広がる発疹、耳の後ろのリンパ節の腫れ、頭痛、咳、鼻水 →発疹は数日で消え、熱も3〜4日程度で下がることが多いです。 【感染経路】 飛沫感染、接触感染 →風疹にかかっている人の咳や鼻水がかかる、あるいはそれらに触れることで感染します。 【潜伏期間】 4~21日 【合併症】 特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。 また、先程もお話ししましたが風疹に伴う最大の問題は、感受性のある妊娠20週頃までの妊婦が感染することにより、先天異常を含む様々な症状を呈する「先天性風疹症候群」が胎児に出現することにあります。 先天性風疹症候群(CRS)を伴った子どもは、聴力障害、視力障害、心臓障害、その他にも、自閉症、糖尿病、甲状腺機能不全など生命に関わる身体障害に苦しむ可能性があります。 この病気から未来の赤ちゃんを守るために、妊娠を望む女性はもちろん、みんなでその症状や原因を理解し、風疹を予防していくことが大切です。 【予防】 風疹の予防には、予防接種が最も有効な予防方法といえます。 風しんワクチン(主に接種されているのは、麻しん風しん混合ワクチン)を接種することによって、95%以上の人が風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種で約99%、風疹を予防できるとされています。さらに、接種後年数の経過と共に、免疫が低下してきた人に対しては、追加のワクチンを受けることで免疫を増強させる効果があります。 各自治体では、要件を満たした対象者の方に風疹抗体検査やワクチン接種を無料で実施していることがございます。 当院においても風疹抗体検査を受けられる方や風疹の予防接種を受けられる方がご来院されております。 対象者の方でなくてもワクチン接種をすることが可能ですのでぜひ、お電話にてお問い合わせよろしくお願いいたします。 (麻疹・風疹(MR)ワクチン:10,000円)
NOIMAGE インフルエンザウイルスについて こんにちは。 余寒厳しき折ではございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 最近は関東でも積雪があったりと、気候の変化で体調をお崩しではないですか。 春に近づいてきてはいますが、季節の変わり目ですので、くれぐれもお身体にお気を付けください。 さて、今回のブログは今の時期流行する「インフルエンザウイルス」についてです。 インフルエンザウイルスに感染すると、高い発熱や頭痛、倦怠感、関節痛、咽頭痛などの上気道症状が現れます。 インフルエンザウイルスは、12月-3月に流行するウイルスです。 毎年11月下旬から12月上旬ごろから翌年の1月~3月頃まで患者数が増加し、4月ごろから減少するのが一般的です。 ただし、年度によっても流行入りする時期は異なり、一番早くて9月、一番遅くて1月から流行した年もありました。 また、流行のピークを過ぎた4月や5月、ごくまれに気温や湿度が高い夏にも発生することがあるので、注意が必要です。 ではまず、なぜインフルエンザウイルスは冬場に流行するのでしょうか。 その理由は3つあります。 1つ目は、気温です。 通常は粘性の流体が薄い層を作り、気道の内側を保護していますが、気温が下がると乾燥によって人間の鼻やのどの粘膜の働きが弱くなり、免疫力が低下してしまいます。 そして、鼻やのどの粘膜を介してウイルスが体内に侵入し、感染してしまうのです。 また、体温が1℃低下すると人の免疫力は30%低下すると言われいる為、夏よりも冬の方が感染の可能性が高まります。 2つ目は、湿度です。 冬は、乾いた空気が日本に流れ込みやすい気象条件であるため、夏に比べて空気が乾燥して湿度が低い状態です。 湿度が高いと、ウイルスは水分によって重みを増すために地面に落下しやすく、空気中を漂う時間は短いです。 しかし、空気が乾燥しているとウイルスが空中を漂う時間は長くなり、ウイルスがふわふわと空気中を浮遊してしまいます。 感染した人のくしゃみや咳などで生じる飛沫が、人の鼻や口に近い高さで長い時間漂うことになり、呼吸などを通じて「飛沫感染」が起こりやすい状態となるのです。 3つ目は、日照時間が短いことです。 私たちの体内では日光を浴びることによってビタミンDが生成されています。 ビタミンDというのは、免疫機能を調整してくれる働きが期待される栄養素です。 12月から1月にかけては1年の中でも日照時間が短い為、紫外線の強さが弱く量も少ないです。その結果、体内でのビタミンDの生成が減少し、免疫力が低下しやすいと考えられています。 次に、インフルエンザウイルスの種類についてです。 インフルエンザのウイルスは、A型、B型、C型の3種類があり、ウイルスの種類によって発症の状況や経過、症状は異なります。 例年、冬にインフルエンザA型、春先にインフルエンザB型が流行する傾向があります。 A型インフルエンザウイルスは、発熱や悪寒、咽頭痛などの症状が強く出やすく、ウイルスの一部が次々と形を変えていく為、一度は獲得した抗体が機能しにくくなり、再び感染してしまうことが特徴です。 B型インフルエンザウイルスは、以前は数年単位で定期的に流行してましたが、近年は毎年流行しています。症状としては、下痢や腹痛など症状が強く、お腹の風邪の症状に近い事が特徴です。 C型インフルエンザウイルスは、A型やB型に比べて症状が軽く済むことが多いです。また、C型に対する抗体を一度獲得すると、それ以後長期間感染しにくいことが特徴です。 流行期は1~6月で、他の型とは流行する時期が異なります。 では、インフルエンザウイルスに感染しないためにはどのようにしたらいいのでしょうか。 一番有効的な対策としては、インフルエンザワクチンを接種することです。 毎年、厚生労働省指導の元、流行が予測されるウイルスに合わせて、インフルエンザワクチンが製造されています。流行の2週間前の10月末~11月頃に事前に接種をしましょう。 ワクチンの効果は、接種より2週間~5か月後くらいまで持続します。 しかし、もし発熱してしまいインフルエンザウイルスに感染してしまった事が疑われる場合は医療機関を受診しましょう。 インフルエンザ検査は、発症から”12時間から48時間以内”が望ましいと言われています。日本の研究では、発症12時間以内に検査した内の約25%〜29%が偽陽性であったと述べており、12時間以内に採取すると5人に1人は見逃してしまう恐れがあります。 また、現在インフルエンザウイルスとコロナウイルスに同時に感染する症例も少なくありません。 同時感染した場合、咳や発熱、頭痛、咳などの症状が平均で”約3.6倍”になると言われています。 インフルエンザと新型コロナを同時に感染された方は、通常の感染よりも重い症状になる事がわかります。 そのため、両者の鑑別が困難と判断した場合は、当院では”コロナウイルスとインフルエンザウイルスを同時検査できるキット”を使って患者さんへの負担が少なくなるように配慮しています。 これからの時期も感染の可能性がある為、手洗いうがいで対策し元気に春を迎えましょう。 ※当院は、完全ご予約制になっております。 発熱や上気道症状がある方は、お電話にてご相談下さい。 また、発熱の方などもご来院される為、お手数ですがマスクの着用にご協力をお願い致します。
NOIMAGE 花粉症について 2024 年も始まり、あっという間に1ヶ月経ちましたがいかがお過ごしでしょうか。 まだまだ寒い日々の中でも、 たまに暖かい日があったりと、少しずつ春の訪れを感じてきましたね! 本日は、春の訪れとともにやってくるとても厄介な花粉症についてお話したいと思います。 花粉症とは、スギやヒノキといった植物の花粉が原因となりくしゃみや鼻水や目のかゆみのアレルギー症状を起こしてしまう病気です。 別名、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれております。 現在では、日本人のおよそ 40%近くの人がスギ花粉症だと言われています。 季節性アレルギー性鼻炎は、原因となる花粉が飛ぶ季節に症状が出てしまいます。 日本国内には、約 60 種類の植物が花粉症を引き起こすと報告されています。 花粉症と聞くと、主にくしゃみや鼻水、目のかゆみを伴うものと思われがちですが、 その他にも、喉のかゆみや皮膚のかゆみ、下痢や熱っぽさなども現れることもあります。 特に今年は早めの飛散が予想されているだけでなく、飛散量も例年より多いそうです。 今からでも出来る対策もあるので、いくつかご紹介したいと思います!! ☆花粉を避ける 見えないのにどうやって避けるの?と思ってしまいますが、 花粉用のゴーグル型のメガネやマスクが有効です。 外出先から戻った際も衣類をはたき、家に持ち込まないことがベストです! ☆お薬の活用 花粉が飛散する前から予防を兼ねて、抗アレルギー薬を内服するのも効果的と言われています。 1月中旬あたりから対策を始めると良いとされていますが、 2月に入った今からでもまだまだ間に合いますので、是非お試しください! また、当院でも花粉症のお薬を処方しておりますので、気になる症状がありましたらお気軽にご相談くださいね!! つらい花粉の季節を少しでも快適にお過ごし出来ますようご自愛ください。 これから暖かくなり、お花見などの楽しい行事を思いっきり楽しみましょう!
NOIMAGE 便潜血検査について こんにちは。 厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしですか? 身体を温め部屋を加湿し、 うがいや手洗いをして風邪をひかないように予防していきましょう。 さて今回のブログでは、【便潜血検査】についてお話しさせていただきます。 当院でも『便潜血検査で陽性と言われて・・・』と 大腸内視鏡検査を受けるきっかけになる方がとても多く見られます。 市川市では 40 歳以上の方が市からの大腸がん検診として助成が受けられます。 対象になる方はぜひ受けてみてください。 まず便潜血検査とは、大腸がんのスクリーニング検査として行われ、 便の中に血液が混ざっているか(下部消化管に出血があるか)を確認するための検査です。 肉眼的に見える出血はもちろん、 肉眼ではわからない微量な出血のどちらもこの検査で判定することができます。 基準値を(−)陰性とし、異常は(+)陽性として表記されます。 (+)陽性の原因や病気 ・大腸ポリープ ・大腸憩室症 ・大腸がん ・潰瘍性大腸炎 ・虚血性大腸炎 ・いぼ痔 ・切れ痔 などがあります。 ただ便潜血検査だけでは確定診断は出来ません。 陽性と出ても大腸がんである可能性は 1〜2%と少なく、ほとんどは炎症や痔による出血であることが多いです。 突発的な出血や、女性では月経による出血でも陽性と出ることもあります。 そのため精度を高めるために 2 回法が推奨されており、別日で 2 回分の便を提出し、それぞれ判定していきます。 2 回検査のうち 1 回でも陽性であれば、自覚症状がなくても大腸検査など精密検査を受けて、原因を究明していきましょう。 特に大腸がんは早期発見・早期治療がとても重要で、早期であれば治る確率が格段に上がります。 『普段から痔があるし・・・』や『1 回しか陽性じゃないし・・・』などと自己判断せず、 ぜひこの機会に内視鏡検査を受けてみてください。 また、便潜血検査が陰性であっても病気が隠れている場合もございます。 早期の大腸がんでは 50%、進行した大腸がんでは 20〜30%は見逃され陰性と出ることがあるといわれています。 お腹の症状にお悩みがある場合や、大腸がんの発生リスクが高まる 40 歳を越えた あたりで一度内視鏡検査を受けてみてはいかがでしょうか。 当院では鎮静剤を使用し、苦痛の少ない内視鏡検査を行なっています。 曜日によっては女性医師も検査を行っています。 お腹の症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。 ※当院は完全予約制になっております。ホームページやお電話よりご予約をお待ちしております。
NOIMAGE ヘリコバクター・ピロリ感染症 2024年が始まり、早いものですでに2週間が経過しようとしています。 厳しい寒さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 今回はピロリ菌についてお話させていただきます。 「ヘリコバクター・ピロリ感染症」は、ピロリ菌という細菌が胃の粘膜に感染することを言います。胃の中の強力な酸である胃酸により普通の細菌は生き残ることが出来ませんが、ピロリ菌は「ウレアーゼ」という酵素を作り出し胃酸を中和することで胃内での生存が可能です。持続感染により以下のような様々な疾患を引き起こすことがあります。 ・慢性胃炎、急性胃炎 ・胃過形成性ポリープ ・胃、十二指腸潰瘍 ・機能性ディスペプシア ・胃がん、胃MALリンパ腫 等 ピロリ菌は主に人から人へ感染する細菌です。衛生環境が整っていない地域の不衛生な水や食べ物からも感染すると言われています。 ピロリ菌の話になると、「両親等家族にピロリ菌感染者はいるか」「幼少期に井戸水を飲んだことがあるか」と確認するのはこのためです。 また、成人してから感染するケースは少なく、胃酸の分泌や胃粘膜の免疫機能の働きが不十分な乳幼児期に家族内で感染することが大部分です。 日本では下水道の普及等で衛生環境が整備されてきているため感染率自体は減ってきているものの、50代以上で約30~50%、30代以下でも約10~20%の感染者がいることが現状です。 また、日本における胃がん患者の99%はピロリ菌感染が原因とされています。 胃がんリスクを下げるためにも、一度ご自身の感染の有無について調べてみてはいかがでしょうか。 ピロリ菌感染を調べるには以下の検査方法があります。 ・胃内視鏡検査 ・尿素呼気検査 ・糞便中抗原測定 ・血液検査 等 健康診断や人間ドックでは通常の採血検査と一緒にできることから、採血による検査をまず受けられる方が多いのではないでしょうか。 「採血の結果、ピロリ菌陽性と診断された」「胃がんリスク健診の結果、B~D群の判定だった」「健診・人間ドックの胃カメラで萎縮性胃炎と診断された」方はぜひ一度消化器内科へのご相談をお勧めいたします。 ピロリ菌陽性が確実な方は、薬の内服による除菌治療が必要です。(注1) 2種類の抗菌薬と1種類の胃酸分泌抑制薬の計3種類を、1日2回(朝、夕)、合計7日間内服します。初回の除菌治療を一次除菌とし、約70~90%の方が除菌成功します。一次除菌に失敗した方は二次除菌に進みますが、二次除菌までで約90%の方が除菌治療を終えることができると言われています。(注2) ピロリ菌の除菌に成功した場合、発がんリスクを大きく減らすことが出来ますが、完全にそのリスクをなくすことはできませんので、1年に一度を目安に胃カメラを受けましょう。 ピロリ菌について検査したことが一度も無い方、健康診断等でピロリ菌感染の疑いがあると診断された方、過去に除菌したがその後胃カメラ等で検査していない方など、どなたでも当院にご相談くださいませ。次世代に感染を広げないためにも、一度検査を受けることをお勧めいたします。 当院は完全予約制となっております。お電話や当院HPやLINE等よりご予約の上ご来院ください。 注1:ピロリ菌検査(尿素呼気検査や糞便中抗原検査)や除菌治療を保険適用範囲内で行う場合は、6か月以内に胃カメラを受けていることが必要です。 注2:三次除菌以降の治療は保険適用外であり、自費診療となります。
NOIMAGE 年末年始食べ過ぎには注意を! みなさまこんにちは。 もう年の瀬が近付いてきましたね、しかしまだ日中は季節外れの小春日和が多く、寒暖差が激しいので皆様体調にお気を付け下さい。 さて今回は、年末年始で食べたり飲んだりする機会が多くなる方が多いと思いますので、注意事項や食べ過ぎてしまうとどうなってしまうかなどお話していこうと思います。 食べすぎによる悪影響と言えば、第一に「肥満」です。 確実に健康体ではなくなってしまい、色々な病気のリスクを抱えることになってしまいます。 また、食べ過ぎてしまうと胃痛や胃もたれ、胸やけや気持ち悪くなったりする症状などがよくみられると思います。 原因としては、食べ物が胃に滞留する時間が長いために起こります。また、消化が不十分なまま腸に食べ物が送り出されると、十二指腸では処理ができず、胃に送り返された食べ物が胃にたまることによって、胃痛や胃もたれが起こります。それが続けば最悪の場合、胃潰瘍や胃がんに発展するなんてこともあり得ます。 その他の食べ過ぎによる体への悪影響としては、脂質や糖分を取りすぎてしまったりすると、コレステロールや血糖値の数値が上昇し、動脈硬化や脳卒中、糖尿病などのかなり危険な病気を招くことになる可能性があります。 お酒の飲み過ぎは栄養の吸収を大きく妨げ、大腸での浸透圧調整が上手くいかなくなって便に水分が大量に残り、そのまま下痢となります。また、お酒を長期にわたって飲む方は大腸ポリープができやすく、さらに血液のうっ滞が起こりやすいため、イボ痔になりやすいとされています。 食べ過ぎたなという自覚がある時はそのままにせず、市販薬を使ったり、胃腸に優しい食事を意識的に摂ったりして胃腸の調子を整えましょう!おすすめの対処法を3つほど挙げさせていただきます。 ①食べ過ぎた直後にガムをかむ。 ・食後にガムをかむと唾液の分泌を促し、胃に入った唾液が胃酸を洗い流して中和させてくれたり、消化を助ける意味もあります。 ②胃の調子が戻るまでは消化のよいものを少しずつ摂りましょう。 ・胃の調子が悪いからといって、何も食べないのは逆効果です。胃の調子が戻るまでは消化のよいものを少しずつ摂るようにしましょう。 (消化のよい食べ物)例:おかゆ、うどん、バナナ、豆腐、納豆、卵、じゃがいも、鶏ささみ肉、白身魚などが胃に負担が少ない食べ物と挙げられています。 ③ゆっくりよくかんで食べましょう。 ・よくかむと食べ物は細かくなり、唾液の分泌を促して消化を助けます。ゆっくりよくかんで食べることで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎも防げます。 色々不安になるような事を書いてしまいましたが、暴飲暴食には気を付けて皆さま楽しい年末年始をお過ごし下さい。 もし、お困りの症状がございましたら当院へご相談ください。 最後までお読みいただきありがとうございました。
NOIMAGE 過敏性腸症候群とは こんにちは。 朝晩と日中の寒暖差が激しく、体調管理が難しい季節になってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回は「過敏性腸症候群」についてお話させていただきます。 【概要】 過敏性腸症候群とは精神的なストレスや自律神経失調が原因となり、慢性的な腹痛、便秘、下痢などの症状が出る病気です。英語表記の「Irritable bowel syndrome」の頭文字をとって「IBS」とも呼ばれています。胃腸科では多くみられる病気で、10人に1人が経験すると言われています。特に、2~30 代の女性に多い傾向です。 【症状】 主な症状としては、腹痛や腹部の違和感、便通異常(便秘、下痢)が長期間続いたり、便秘や下痢を繰り返したりします。その中でも、症状により「便秘型」「下痢型」「混合型」と3つのタイプに分けられます。 ① 便秘型 排便時に腹痛が起こり、強くいきまないと便が出ない、ウサギのようなコロコロした便しか出ない、残便感などの症状が現れます。また、排便時にいきむ癖がついてしまうと、いぼ痔や切れ痔の発祥や悪化にも繋がります。女性に多くみられます。 ② 下痢型 激しい腹痛とともに、水のような便が出る下痢が1日に3回以上起こります。急に症状が現れるため、外出に対して恐怖心を抱き、その不安やストレスから更に症状を悪化させてしまうことも少なくありません。若い男性に多くみられます。 ③ 混合型 激しい腹痛とともに、便秘と下痢を繰り返します。特に多くみられる症状は、3~4日排便がなく、硬い便が出た後、下痢が1日に数回起こります。便秘型と同じく女性に多くみられます。 【原因】 はっきりとした原因はいまだ不明です。しかし近年の研究において、ストレス下や緊張、不安な状態が続くと、腸の動きが過敏になり痛みを感じやすくなることで、過敏性腸症候群の症状が現れるといいます。他にも、食物アレルギー、乳脂肪分の多い食品など、消化に負担のかかるものが引き金になる可能性もあると考えられています。 【治療】 過敏性腸症候群の治療法には「薬物療法」や「生活習慣の改善」があります。 ① 薬物療法 主に便の水分バランスを調整する薬、症状を緩和させる薬を処方します。便秘型の患者様には、便を柔らかくする薬や下剤を、下痢型の患者様には、腸の動きを改善する薬や下痢止めを処方することもあります。患者様一人ひとりの症状やお悩みを聞いたうえで、その患者様に合った薬を処方できるよう心がけていますので、お気軽にご相談ください。 ② 生活習慣の改善 食事、運動、睡眠などの生活習慣の改善が大切です。いくつかご紹介いたしますので、過敏性腸症候群の患者様のみならず、生活習慣の改善が必要な患者様は参考にしていただければと思います。 *3食をなるべく同じ時間にとる *食物繊維(バナナや海藻、キノコ類など)と水分をよくとる *刺激の強い香辛料やカフェイン、アルコールは控える *適度な運動を習慣化する(ストレッチやウォーキングなど) *最低6時間の睡眠を心掛ける 【最後に】 過敏性腸症候群は生命にかかわる病気ではありませんが、生活の質の低下を招くリスクがあります。今回ご紹介しました薬物療法や生活習慣の改善により、症状を軽くすることは可能ですので、症状でお困りの患者様はお気軽にご相談ください。 当院は予約制となっておりますので、WEB またはお電話にて予約をお願いいたします。 これから本格的な冬が始まりますので、皆さまお体にお気をつけてお過ごしくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。
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