about_disease病気について

2022.02.13

帯状疱疹ってなに?

こんにちは。
先日は雪も降り寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

今回のブログは帯状疱疹についてです。
みなさんは、「帯状疱疹」をご存知でしょうか。

帯状疱疹の主な症状として、体の片側一部にピリピリとした痛み、その部分に赤い発疹が出てきます。
片側一部とは、腕や胸、背中など、多くは上半身にみられ、外見が気になるところにまで発症します。
痛みは個人差がありますが、夜も眠れないほど激しくなる場合があり、3~4週間継続します。
そのため、日常生活に支障が出てしまい、家事や仕事にまで影響が及びます。

帯状疱疹の原因は、免疫力の低下です。
日本人の成人の9割以上は帯状疱疹の原因となるウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス、水ぼうそうと同じウイルスです)が体内に潜伏しています。
子供のときに感染する水ぼうそうウイルスが活性化し帯状疱疹を発症します。
80歳までに、約3人に1人が発症されるといわれております。
若い人でも発症する場合もあります。
帯状疱疹を発症し、完治すると再発はあまりないと言われていますが、高齢者や免疫力低下した方では数%再発する恐れがあります。

長い傷みが続く帯状疱疹後神経痛(PHN)という後遺症があり、50歳以上で2割の方がなるといわれております。
PHNを防ぐためにも予防が必要です。
また、目や耳の神経を傷つけてしまうと、めまいや耳鳴りの合併症を引き起こします。
重症化すると、視力低下や失明等後遺症として残る可能性があります。
ピリピリした痛みや皮膚の痒み、体の片側の違和感がありましたら早めに医療機関受診しましょう。

帯状疱疹と診断を受けても治療法はありますので、安心してください。
ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬や、痛みを抑える鎮痛剤、皮膚の症状を改善する塗り薬が処方されます。(医療機関により異なります)
痛みが3ヶ月以上継続する場合はほかの治療法が必要になることもありますので、医師に相談してください。

帯状疱疹は50歳以上の方を対象としたワクチンがあり、そのワクチンで予防することができます。
ワクチンを接種することで、ウイルスに対しての免疫力を高め、発症リスクや重症化を抑えることができます。

当院では2種類の帯状疱疹ワクチン接種が可能です。

・乾燥弱毒性水痘ワクチン(7700円)
1回接種。約5年間予防効果(51.2%)がありますが、継続するわけではないので注意が必要です。

・不活化ワクチン(製品名:シングリックス)(2万円×2)
2回接種。シングリックスワクチンは、通常の帯状疱疹ワクチンよりも効果が高いものです。その効果は95%とされています。1回目接種後、2ヶ月後~6ヶ月以内に接種していただく必要があります。

みなさんコロナワクチンの3回目接種が始まっているかと思います。
予防接種後、次の他のワクチンを接種する際に間隔をあけなければ効果が弱くなってしまいます。
コロナワクチンと帯状疱疹ワクチンとの接種間隔ですが、2週間以上あけてください。
コロナワクチン接種後2週間経過しましたら、帯状疱疹ワクチン接種可能となります。
また逆に、帯状疱疹疱疹ワクチン接種後2週間経過しましたら、コロナワクチン接種可能となります。

当院でお問い合わせやご希望の方が多数いらっしゃいます。
ご質問等ございましたらぜひ、受付にてお気軽にご相談してくださいませ。

帯状疱疹に負けず、コロナウイルスに負けず、予防して健康で楽しい日々を過ごしましょう!最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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