お盆休みも終盤になりました。
今年の連休は今までとは違い、帰省も控えて家でゆっくり過ごされた方も多かったのではないのでしょうか?
連休明け仕事や学校も始まり大変かと思いますが、社会生活を上手く続けながらコロナに打ち勝つため頑張りましょう。
日々の感染対策も非常に大事ですが、免疫力を高めることは細菌やウィルスの侵入を防ぎ、万が一風邪をひいた時に抵抗力をつけておく為にも重要になってきます。
今回は免疫力アップの方法と腸と免疫の関係についてお話したいと思います。
免疫力は、20代をピークに急激に低下してきます。
40代で50%、70代では10%前後になると言われています。
年齢で諦めてはいませんか。
しかし、免疫力は年齢に関係なく高めることができるのです。
腸には、なんと体の全免疫細胞のおよそ60%~70%が集中していると言われています。
人の体で最大の腸管免疫システムがあるのです。
腸は食べたものと一緒に異物や病原菌が侵入しやすく危険な器官だからこそ腸には病原菌を撃退する免疫細胞が集まっています。
この腸内免疫システムで免疫力を高めてくれているのが、小腸や大腸に棲む腸内細菌(善玉菌20%、日和見菌60%、悪玉菌20%)の中でも善玉菌という菌です。
この善玉菌は、特異的免疫反応の主軸をなすB細胞やヘルパーT細胞を活性化します。善玉菌を増やすことは免疫を高めることに繋がります。
<善玉菌を増やすための食品>
ヨーグルトなどに含まれるビフィズス菌ですが胃酸に弱くすぐに死滅してしまうので、納豆や味噌などの発酵食品をおすすめします。
また食物繊維(野菜・海藻類)を摂ることも腸内環境を整える上で重要です。
免疫細胞は、腸内環境が悪くなると正しく働かなくなります。
そのため日頃から腸内環境をより良い状態に保つことが大切になります。
その他に免疫力を高めるために日常生活で気を付けること
①良質な睡眠(8時間以上)をとる。
→寝る前にスマホをみない。起床時にカーテンを開け日光を浴びる。適度な運動。
②体温を上げて免疫力アップ
→湯船につかる。温かい飲み物を飲む。普段から体を冷やさない。
③バランスの良い食事を心がける。
④過度な飲酒を避ける
⑤ストレスを溜めない
→細かいことは気にせず、よく笑う。リラックスして過ごす。
⑥喫煙を控える
以上のことでまず自分がやれることから実践してみてはいかがでしょうか。
まだまだ暑い日は続きますが、体調を崩してしまわないよう、日頃から意識して免疫力を高めて、健康なカラダを目指しましょう。