GWも明け、寒暖差の激しい日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
6月になると関東地方の梅雨入りももうすぐですね。
梅雨の時期になると、なんとなく体調が優れない、頭が痛いなどいろいろな症状に悩まされる方も多いと思います。そこで今回は、そんな「梅雨バテ」の症状の中でも特に多い胃腸の不調についてお話します。
下記の症状があてはまる方は胃腸が弱っていることが原因の「梅雨バテ」かもしれません!
・体力が長続きしない
・からだがだるい
・胃の不調が続いている(胃のもたれ、吐き気など)
・腸の不調が続いている(下痢、便秘、お腹のはりなど)
・ぼーっとして仕事に身が入らない
実は梅雨に体調が崩れていく多くの方が、まずは胃腸から先に崩れていくという経緯をとります。
湿気が急激に高まる梅雨の時期は、からだに余分な水分がたまることで胃痛、腹痛や下痢などの排便以上が大変起きやすくなるからです。
梅雨の時期はとにかく胃腸を守ることが大切です。どうすれば良いでしょうか。
1.睡眠をとにかく十分にしっかりとりましょう
疲労回復の基本は睡眠です。十分な睡眠をとることで胃腸をコントロールする自律神経の乱れの改善が見込めます。最低でも夜に6時間以上連続して眠ることを心がけましょう。エアコンも有効活用してみてください。
2.こまめに水分補給をしましょう
水分は一度に取りすぎはよくありません。のどが渇く前に少しずつこまめに摂る方が、からだの水分量を保ち体調不良を引き起こしにくくなります。
基本的には飲みやすい飲み物で構いませんが、できればノンカフェインのものがおすすめです。
3.バランスの良い食事を心がけましょう
食欲がなかなかわかない日もあると思います。しかし、疲れをためないために魚・鶏肉・大豆・乳製品などからたんぱく質、活動のエネルギーとなる炭水化物や調子を整えるビタミン・ミネラルを十分にとることが大切です。特に消化吸収力に優れた魚を中心に、たんぱく質はしっかり摂りましょう。
それでも胃腸の調子がすぐれない方は、ぜひ当院へ一度ご相談ください!
消化器病専門医である院長をはじめスタッフ一同、「こんなことで受診してもいいのかな?」というどんなささいなことでも気軽に受診いただけるような、敷居の低いクリニックを目指しております。
最後までお読みいただきありがとうございました。