disease疾患

2020.02.16

便秘はどうしたらよい?

こんにちは。

今回のブログは便秘についてです。
便秘といいますと、みなさま一度は経験したことがあるのでないでしょうか?

便秘の定義にはさまざまありますが、そのひとつに
「3日以上排便がない状態」または「排便があっても残便感がある状態」という定義があります。
便秘は男性よりも女性に多く、高齢になるにつれて増えていきます。
女性に多いのは、女性ホルモンによって大腸の動きが抑制されてしまうことが一因と考えられています。
高齢者に多いのは、筋力や食欲の低下、薬の副作用、便意の感じにくさによることが考えられます。
また、ストレス性の便秘も多く、仕事が忙しい方などもなりやすいといわれております。

〔便秘の原因〕
・食物繊維の少ない食事
・偏食やダイエット
・水分不足
・ストレス
・腸運動や筋力の低下
・排便反射の低下
・内服薬による副作用
など様々な要因があります。

〔便秘の改善方法〕
・食事や運動などの生活習慣の見直し
・食物繊維の摂取
・水分を多めにとる
・1日三食きちんと食べる
・朝食をきちんと食べる
・腹部を温める
などの様々な方法があります。

それでも改善しない場合は一度病院にかかってみてください。
・便に血液が付着していたり、混ざっている
・腹痛やお腹の張りを繰り返す
・体重が急激に減る
・気分が優れない
・便秘が1ヶ月続く

という症状が出た場合には、ただの便秘ではなく病気が疑われます。

便秘で受診するのには抵抗がある。という方もいらっしゃると思いますが、多くの患者さんがそのような症状で当クリニックを受診されていらっしゃいます。
まずはお気軽にご相談していただけたらと思います。

〔便秘に対する治療法〕
多くの場合は薬物療法として、下剤を処方いたします。

それでも改善しない場合は、下剤の量・種類を調整いたします。

便秘を引き起こしやすい病気として有名なものには稀ではありますが、大腸がんがあります。
当クリニックでは便秘の原因がわからず、という方に大腸カメラをお勧めてさせていいただいております。
良性の大腸ポリープが大腸がんと変化することもあります。
大腸がんの検診として「便潜血検査」がありますが、便潜血だけでは大腸がんとは判定出来ません。
検診にて便潜血陽性となった方は大腸カメラを受けていただくことが強く推奨されます。
大腸カメラは大腸がんだけではなく、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸憩室(憩室出血、憩室炎)、虚血性腸炎、など様々な病気を発見することができます。

大腸がんは発見された時には既に進行がんのことも多く、がん統計では男性では3位、女性では1位となっているがんです。
定期的な検診と、早めの治療が大切となります。

当クリニックでは鎮静薬を用いて、眠っているような感覚のうちに、ほとんど痛みを感じることなく大腸カメラを受けていただくことが可能です。
便秘をしていることに不安に感じたり、違和感を感じましたら、まずはお電話からでもお気軽にご相談ください。

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