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市川すずき消化器・内視鏡クリニック

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消化器内科(肝・胆・膵・腹部)

Medical

消化器内科(肝・胆・膵・腹部)

肝・胆・膵

腹部

肝臓

肝障害

検診など採血検査で、AST、ALT、γGTPが異常値であることを肝障害といいます。無症状であることが多いですが、なかには重大な病気が隠れいている可能性もあり、腹部エコー、腹部CT検査などさらなる検査を受けていただくことをおすすめします。

急性肝炎(ウイルス性、アルコール性、自己免疫性肝炎)

肝臓は「沈黙の臓器」と言われるように、自覚症状がないままに病気が進行することがあります。なんらかの原因で肝機能障害が続く状態を肝炎といいますが、原因を特定して治療を行うことが重要です。原因として、ウイルス性(B型肝炎・C型肝炎、まれにA型肝炎・E型肝炎)、アルコール性、自己免疫性肝炎などがあります。肝炎が長く続くことで、肝臓がん、肝硬変のリスクにもなります。肝炎を指摘された場合、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

脂肪肝

文字通り肝臓に脂肪がたまっている状態のことをいいます。以前は特に治療の必要はないと言われてきましたが、近年になって脂肪肝から肝硬変・肝臓がんへ進行する可能性があることがわかってきました。また高血圧、高脂血症などさまざまな生活習慣病のリスクになるとの報告もあり注意が必要です。ダイエットをすることで改善するケースがおおく、まずは生活習慣を見直すことが大切です。

NASH(非アルコール性脂肪肝)

脂肪肝はアルコールが原因となることが多いのですが、アルコールを摂取しない方でも脂肪肝となることがあります。そのような場合をNASH(Non Alcoholic Steatohepatitis)といいます。基本的には経過観察でよいとされていますが、NASHの患者さんのうち10%で肝硬変・肝臓がんへ進行することが言われており定期的な採血やエコー検査などが必要です。

肝硬変

慢性肝炎の状態が長く続き、徐々に進行することで肝硬変へと変化します。肝硬変とは肝臓が硬くなった状態です。肝臓がんのリスクでもあり、また食道静脈瘤や腹水貯留、肝性脳症などの重篤な合併症を併発することもあるため、定期的に病院に通院する必要があります。

肝臓がん

現在日本では年間約3万人のかたが肝臓がんで亡くなっています。がんによる死亡の原因として、男性では肺がん、胃がんに次いで第4位(2018年)となっています。肝臓がんは、肝硬変や慢性肝炎のような肝臓の疾患が原因となることがほとんどです。痛みなどの症状が出にくいのも特徴であるため、定期的な通院、検査が重要です。

胆のう・胆道

胆石

胆のうの中にできる石です。石があるだけであれば問題ないのですが、痛みや炎症など様々な症状を引き起こすことがあります。また胆のうがんのリスクになるとも言われています。症状があった場合には、基本的には手術で胆のうを取り除くことが推奨されます。腹腔鏡手術といって傷が小さくて済む術式もあります。

総胆管結石

胆のう内にある石が総胆管といって胆汁の通り道に移動してきた状況を言います。激しい痛みや胆管炎などの重篤な合併症を伴うこともあります。腹部エコー検査(超音波検査)やCT検査、MRI検査で診断し、内視鏡的に結石を取り除く処置を行います。

胆のう炎

何らかの原因により胆のうに炎症を起こしている状態です。胆石が原因となることが多いのですが、胆のうがんがん原因になることもあり慎重な診断が必要となります。治療は基本的には外科的手術で胆のうを摘出します。

胆管炎

胆汁の通り道である胆管内の胆汁に細菌が感染し、炎症を起こしている状態です。原因は、胆石や総胆管結石、胆道系のがんが考えられます。抗菌薬投与によりよくなることもありますが、抗菌薬が届きにくい場所でもあり高齢者などでは致死的となることもあるため、内視鏡的な処置が必要となることも少なくありません。

胆のう腺筋腫症

胆のうの壁が厚くなっている病気です。症状がないことが多くまた良性であることがほとんどであるため、胆のう腺筋腫症と言われても心配することはありません。人間ドックや検診のエコー検査で偶然に見つかることが多いのですが、基本的には年1回の検査で経過をみていけばよいでしょう。まれに胆のうがんと区別がしにくいことがあり、そのような場合にはCT検査などさらなる検査が必要となってきます。

胆のうポリープ

胆のう内にできるポリープです。多くはコレステロールポリープといって良性のポリープです。中には「腺腫」といって、がんの前段階のものもあるため注意が必要です。人間ドックや検診のエコー検査で胆のうポリープを指摘されたら、消化器専門の医療機関を受診するようにしましょう。

胆のうがん・胆管がん

胆のうがん・胆管がんは、膵臓がんと同じように予後のよくないがんとして知られています。その原因として症状が出にくいこと、臓器自体が小さいため周囲に浸潤をきたしやすいことなどが考えられます。胆のうがん・胆管がんによる死亡者数も年々増加しており、今後より早期での発見が重要となってきます。そのためには、定期的な腹部エコー検査(超音波検査)が大切です。

体質性黄疸

先天的な要因で皮膚や眼球が黄色くなり、血液中のビリルビンという項目が上昇します。50人に1人くらいの割合です。長く絶食状態が続いたときや風邪をひいたとき、疲労などが誘因となり悪化することがありますが、自覚症状が出ることはありません。体質性黄疸にはいくつかの種類がありますが、基本的には治療の必要はありません。

膵臓

膵炎(急性膵炎・慢性膵炎・自己免疫性膵炎)

なんらかの原因で膵臓に炎症を起こしている状態です。アルコールや胆石が原因となることが多いですが、原因不明のこともあります。急性膵炎は激しい上腹部痛で発症し、入院加療が必要になることがほとんどです。安静、絶食、大量輸液が主な治療となります。一方、慢性膵炎は膵管(膵液の通り道)が狭くなったり、膵管の中に結石を作ることがあります。膵臓の機能が低下し、下痢をしやすくなったり糖尿病を引き起こします。自己免疫性膵炎は、日本発の疾患概念であり比較的新しい病気です。膵臓全体、もしくは一部が腫大し、時には黄疸を引き起こすこともあります。IgG4関連疾患とも言われています。

膵がん

最も予後の良くないがんのひとつです。膵がんによる死亡者数は年々増加しており、がんの死因の第4位(2018年)となっています。胆道系のがんと同じように、早期発見が難しく進行した状態で発見されることが多いと言われています。早期発見が重要であり、定期的な腹部エコー検査(超音波検査)が大切であると考えられます。

膵のう胞

膵臓内や膵臓周囲にできる「袋」や「液体のたまり」のことで、様々な種類があります。多くは無症状で放っておいてもかまわないことが多いのですが、中には悪性化するものもあるので注意が必要です。急性膵炎の炎症後にできるのう胞もあります。

膵IPMN

膵IPMNは膵管内乳頭粘液性腫瘍(Intraductal Papillary Mucinous Neoplasm)といって、膵管(膵液の通り道)内に粘液を産生するタイプの腫瘍で、膵のう胞の一種です。症状がでることは少なく、人間ドックや検診の腹部超音波検査(エコー検査)で偶然に見つかることが多いです。良性であることが多いのですが、時間をかけて悪性に変化することもあり注意が必要です。

腹部

腹部エコー検査(超音波検査)

腹部エコー検査では主に、肝臓・胆のう・膵臓・脾臓・腎臓・前立腺・膀胱などを観察します。腸管がむくんでいるかどうか、炎症を起こしているかどうかを観察することもできます。
これらは、胃カメラや大腸カメラでは観察できないところであり、また痛みや苦しさもなく、前処置(下剤を飲んでいただく等)も不要でありベッドサイドですぐにできる検査であるため、非常に有用な検査です。腹痛の原因を探るときに有効な検査となります。胆石や胆のう炎、尿路結石、肝のう胞、膵のう胞などの病気が見つかることがあります。